ぽてぽて日記

ただの日常を書いていこうかと。

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企業型確定拠出年金を放置すると自動移換通知書が届きます

企業型確定拠出年金から個人型確定拠出年金への移行処理が終わりました

なかなか6ヶ月の期限過ぎた手続きの方法についてネット上に載ってないので、私の体験を元に書いていきます

わかりにくい!わからない!などあれば、コメントください(^^♪

 

 

 

前回は、最初に届く加入者喪失手続完了通知書についてでした 

yukapiro-daily.hatenablog.com

 

 

今回は、退職後6ヶ月の間に手続きをしなかった人のみに送られてくる自動移換通知書についてです

 

自動移換の書類は、2種類(2回)郵送されてきます

A. 確定拠出年金お振込報告書【移換金】
B. 確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)

 

というわけで、1つずつ説明していきます

 

A. 確定拠出年金お振込み報告書【移換金】

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退職して6ヶ月後すぐに送られてくるわけではなく、8ヶ月目あたりに届く書類です

 

あなたの確定拠出年金のお金を全て国民年金基金連合会へ移換したよ!という報告書ですね

その移換手数料に、4,320円かかりましたという内訳付きです

この移換手数料は、企業型の口座から別の口座へ移動させたときのかかる手数料です

 

これは6ヶ月以内に手続きした人も必ずかかる手数料です

例えば、企業型ではりそなを使い、iDeCoはSBI証券にしたとします

この、りそな→SBI証券に移換するときにかかる手数料が4,320円です

 

全員発生する手数料なので、しょうがないです( ;∀;)

 

というわけで、移換手数料の話でした

 

 

 

 

B. 確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)

f:id:yukapiroooon:20171205193046j:plain

 

こちらも退職して8ヶ月~9ヶ月頃に送られてきます

 

こちらに同封されている書類は、5枚あります

  1. 確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)
  2. 今後のお手続きについて
  3. 「個人型確定拠出年金」iDeCo 運営管理機関一覧表
  4. 個人型確定拠出年金制度(iDeCo)が改正されました
  5. 住所・氏名等変更届出書(「その他の者」専用)

 

 

先ほど説明した、A. 確定拠出年金お振込報告書【移換金】は、"企業型の確定拠出年金から年金資産を国民年金基金連合会の口座に移換したよ、そのときの手数料は4,320円だったよ"

という内容でした

 

今回のB. 確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)では、"自動移換のときにかかった手数料は3,240円と1,029円だったよ!"

という内容です

 

え?2つも手数料がかかるの!? 

では、詳しくみていきましょう

 

1. 確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)

6ヶ月以内に手続きをしなかった場合、自動移換となり、国民年金基金連合会に強制移換されます

 

このときにかかる手数料が2つあります

  • 特定運営管理機関手数料
  • 連合会手数料

 

これは自動移換されると必ずかかる手数料です

 

特定運営管理機関手数料 3,240円
連合会手数料 1,029円
合計 4,269円

 

この手数料を今回あなたの年金資産から払いましたよ!というのが、確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)の内容です

 

言い換えると…6ヶ月以内に手続きをしなかった人より4,269円多く手数料を払ったことになります

 

 

このまま国民年金基金連合会に年金資産を放置しておいてもいいのですが、置いておくデメリットが多いのでできる限り早くiDeCoに移換させましょう

 

デメリット

  • 無利息の現金状態で管理される(運用指図者になれない)
  • 管理手数料が毎月かかる
  • 自動移換中は、加入者期間に算入されないため、受給開始時期が遅れる

 

管理手数料は、国民年金基金連合会に年金資産が受け入れられた日から、4ヶ月後から徴収されます

この受け入れ日は、この用紙の1 連合会が暫定的にお預かりしているあなたの年金資産額は、以下のとおりです。の、①年金資産の連合会受入日に記載してあります

私の場合は受入日が2017年11月9日だったので、2018年3月末までに手続きが出来ていなかった場合、3月分から毎月51円徴収されます

 

※自動移換の手続きに私は3ヶ月弱かかったので、出来る限り早くiDeCoへの加入し、移換作業に取りかかりましょう! 

 

 

2. 今後のお手続きについて

チャート方式になっていて、自分がどの手続きを行うかわかります

  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)の運用指図者
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者になる
  • 脱退一時金を受け取る(受給要件を満たす必要があります)
  • 死亡一時金を受け取る
  • 勤務している会社の企業型確定拠出年金に移換する

いずれかに該当するはずです

 


3. 「個人型確定拠出年金」iDeCo 運営管理機関一覧表

2.の今後のお手続きについてで、"iDeCoの運用指図者または加入者"になった場合、運営管理機関の一覧表が入ってますので、この中からどこにするのかを決めましょう

 

私は、SBI証券に決めました、決めた理由等を書いた記事です

yukapiro-daily.hatenablog.com

 

 

4. 個人型確定拠出年金制度(iDeCo)が改正されました

2017年1月1日よりiDeCoは企業年金加入者、公務員・私学共済加入者、国民年金第3号被保険者(専業主婦等)の方も加入できるようになりました

また、脱退一時金の支給要件が変更になった話について書いてあります

 

脱退一時金が受け取れる方の条件は、

  1. 国民年金保険料の免除を受けている
  2. 確定拠出年金の障害給付金の受給者ではない
  3. 企業型確定拠出年金の資格喪失時に脱退一時金を受給していない
  4. 最後に企業型確定拠出年金の資格を喪失した日から2年以内
  5. 通算拠出期間が3年以下、または年金資産(個人別管理資産額)が25万円以下のいずれかを満たす

これをすべて満たした方のみです

それ以外の方は脱退できないので、iDeCoに加入しましょう

 


5. 住所・氏名等変更届出書(「その他の者」専用)

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自動移換後に、住所変更等があった場合に送る書類です

ない場合は、送らなくて大丈夫です!

 

 

 

終わりに

確定拠出年金の自動移換に関する書類はこの2種類が送られてきます

退職後8ヶ月頃を目安に届くと思うので、この書類が届いたらiDeCoに移換する作業に移りましょう